30100均で買えるガラスのタイルを使ったステンドグラスのコースターを作ってみましょう!
ガラス研磨も、ルーターは使わないので、ちょっとステンドグラスをしてみたい方におすすめです。
出来たコースターは、とっても涼しげで可愛いので、色を変えてあなたのセンスで作ってみてくださいね。
初心者でも楽しく作れる!ステンドグラスのコースターを作ってみよう!
ステンドグラスと言うと、難しいガラスカットがあったり、板ガラスを揃えるとなるとお金がかかるし、ガラスを研磨するルーターがちょっと高額で、なかなか「ちょっとやってみたい」という人には始めにくいと思います。
でも、ガラスは100均の材料だけで、高額なルーターが必要ない物が作れるなら、ちょっと始めてみたいと思いませんか?
ここでは、100均の可愛いガラスのタイルと、100均の写真立て(のガラス)で作る夏にピッタリな涼しげで可愛いコースターの作り方を紹介します。
とっても簡単に出来て可愛いので、仲のいいお友達にもプレゼントしたら喜ばれますよ。
ステンドグラスのコースターを作るのに必要なものや材料は?
今回作るステンドグラスに必要な材料と道具を紹介します。
材料
100均の「GLASS TILE」、大きいのと小さいのがありました。
こちらでは、大きいのと小さいのを使って作りますが、どちらかでもいいです。
色も4種類くらいあったので、好みのカラーで作ってくださいね。私は、涼し気なブルー系で作ってみます。
あと、おはじきもあったのでアクセントに使ってみます。
今回、コップを置く部分の透明ガラスは100均の写真立てを使います。
ポストカードサイズの写真立ててで2つ作れます。1辺9.5cmの正三角形の型を作っておきましょう。
私は、クリアファイルで作りましたが、硬めの素材なら何でもOKです。
道具
ガラスカットに必要な道具
- ガラスカッター
- ニブリングプライヤー
- ヤスリ(棒)
※ヤスリは、棒でなくても硬いものならOKですが、紙のヤスリは破けたり手を切りやすいので使わないでください。
テープ巻きに必要な道具
- コパーフォイル(「カッパーテープ」「カッパーフォイル」など、人によって呼び名が違います)
- ヘラ
- ハサミ(あると便利)
ハンダ溶接に必要な道具
- 棒ハンダ
- ペースト
- ハンダコテ
- 軍手
ステンドグラスのコースターの作り方
ステンドグラスのコースターを作っていきます。まずは、コップを置く部分の3角の面のカットをします。
ここが一番難しいかもしれません。
ガラスカット
まず、ガラスに型を合わせてカットする線を油性ペンで描きます。ポストカードサイズで2枚取ることが出来ます。
定規を合わせて、ガラスカッターでスコア(傷)を付けます。
カットの方法としては、私は下から上にスコア(傷)を入れますが、人によって違うようです。
スコアを入れたら、スコア(傷)を真ん中にして両手でお煎餅を割るようにガラスを割ります。
ガラスで手を切らないように気をつけてくださいね。ここは、初めての方には、一番難しく感じる行程かもしれません。
割ったガラスの角をヤスリで落とします。
鋭い角で手を切らないように気をつけてくださいね。
テープ巻き
まずは、ガラスを並べてみます。9.5cmの正三角で、100均の大きいガラスタイルと小さいガラスタイルを上手く並べられます。
並べ方は無限にあるので、色々とアレンジしてみてくださいね。
ガラスのタイルを巻くようにコパーフォイルを巻いていきます。
ガラスがテープの真ん中に来るように巻くと完成がとても綺麗になりますよ。
巻き終わったら、ヘラで押し付けて剥がれないようにします。
あまり強くこするとテープが剥がれるので気をつけてくださいね。
テープ巻きが終了しました!!
テープを巻くと、テープの厚みで最初とちょっとバランスが悪くなることもありますが、あまり気にしないで、ハンダで誤魔化しましょう。
ハンダ溶接
テープにヤニの成分のペーストを付けていきます。
まずは、ガラスが動かないようにするために、角々にハンダを置いていきます。
こうすることで、ハンダ溶接の作業が楽になります。
ここまで出来たら、あとは一気にハンダ溶接をしていきます!
完成までもう少しです。
100均のタイルガラスの裏はこんな感じです。
裏は、あまり綺麗じゃないです。裏にハンダをたくさん盛ると安定が悪くなるので、表面ほど丁寧にハンダを盛らなくてもOKです。
側面も、こんな感じで穴だらけなので、ここも綺麗にハンダを溶接していきます。
穴が無くなればOKです。
完成です!
ペーストの油がベタベタ付いているので、洗剤を付けてお湯で綺麗に洗いましょう。
ステンドグラスのコースターを作るときのコツは?
今回は9.5cmの正三角形で作りましたが、四角形や六角形でも可愛いですよ。
でも、ガラスカットに慣れてないない方は三角形から始めると良いでしょう。
やはり角が多くなるほどカットも増えてきますし、歪みも出てきますから。
おはじきにコパーフォイルを綺麗に巻く方法
今回、私はおはじきを使いましたが、おはじきはコパーフォイルが付きにくく、ちょっと大変でした。
おはじきにテープを巻きやすくする方法として、おはじきの側面にもヤスリをかけました。
このように、ちょっと白くなるだけで、テープが巻きやすくなりますよ。
コパーフォイルは、粘着部分が金色のものと黒いものがあります。
2種類のコパーフォイルの使い分け
私は、透明ガラスには黒い方を使い、色付きガラスには金色のテープをつかいわけていますが、そこまでこだわらなくてもいいです。
わざわざ2種類用意する必要は無いですが、参考にしてくださいね。
食器用の洗剤で綺麗に洗い流しましょうペーストを洗い流すのは食器用の洗剤なら何でもいいです。
タワシのような硬いものでこするとテープが剥がれてくるので、スポンジなどで洗ってくださいね。
ステンドグラスのコースターを作るときの注意点や気を付けること
今回はガラスカットがあるので、手を切らないように気をつけてくださいね。
特に、カットしたばかりのガラスの側面は鋭くなってるので、ガラスを持つ時には注意が必要です。
ヤスリを使う時の注意
ヤスリは、紙のものではなく、必ず硬いものを使ってください。
紙のヤスリは、ガラスですぐに破け、手を切りやすくとても危険です。
もちろん、電気ルーターがあるならルーターを使うほうが早く安全ですけどね。
ハンダ溶接の注意
ハンダコテは、あまり高い温度にするとハンダが溶けて下に流れてしまいます。
ハンダコテに温度調節がない場合は、スポンジなどを水で濡らして、ハンダこての温度があがったらスポンジに付けて冷やしながらすると良いですよ。
水洗い時の注意
ステンドグラスが完成して水洗いをする時は、必ず少し時間を置いてハンダが冷えてから水洗いしてください。
熱くなってる時に水洗いすると、ガラスが割れてしまいます。
また、使った後に洗う場合、食洗機ではなく必ず手洗いしてください。ハンダは、鉛が成分なので、やはり他の食器と一緒に洗うのは避けたほうが良いです。
もちろん、食べ物を置いたりする場合は紙などをひいてください。
お子様や動物が舐めないように気をつけてくださいね。
おわりに
100均のガラスのタイルと写真立てのガラスで作る、ステンドグラスのコースターの作り方を紹介しました。
夏に、麦茶の入ったコップなどを置くと、とても涼しげで素敵ですよ。
ガラスのタイルも、ピンクや黒などもあるので、色々な色であなただけのコースターを作ってみてくださいね。
今回は3角形で作りましたが、四角形や六角形でも作ってみてはどうでしょう?
とても可愛いので、プレゼントにしても喜ばれますよ!