ミニチュアフードはとても可愛いですよね。
ミニチュアフードが身近にあるだけでその可愛らしさから癒しを与えてくれます。
可愛いミニチュアフードは自分でも作ることができます。
色々な可愛いミニチュアフードを作って楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ここではミニチュアフードの作り方について動画や写真などを交えてわかりやすく紹介していきます。
ミニチュアフードを作ってみたいけどどうやって作ればいいの?
ミニチュアフードには興味があるけど本当に自分で作れるのかと不安や疑問を感じている人もいるでしょう。
作ってはみたいけど費用がかかるようなら自分で作るのはちょっと…抵抗がある人もいるかもしれませんね。
ミニチュアフードは100均でも売られている樹脂粘土などを使って作ることができますし、ミニチュアということもあり一つ一つの作品にはそれほど粘土を必要としません。
そのため色々なミニチュアフードを作ったとしてもそれほどお金はかからないでしょう。
またアクリル絵の具などを使って色付けをすることでよりリアルなミニチュアフードを作ることもできます。
最初のうちは思ったような仕上がりにならなくても徐々にコツを覚えていくことでイメージ通りのミニチュアフードを作ることができるでしょう。
イメージ通りのミニチュアフードが作れると達成感も得られてちょっとした時間を楽しい時間へと変えてくれる趣味となりますよ!
ミニチュアフードを作る時に必要な材料
粘土
粘土といっても紙粘土や軽量粘土、石粉粘土など様々な種類がありますが、よく使われているのが樹脂粘土です。
樹脂粘土は乾燥するとプラスチックのような質感がありミニチュアフードを作るのに最適な粘土です。
また粘土の中には半液状タイプのものもあります。
これならソースやクリームなどを表現したい時に活躍してくれるでしょう。
まずは樹脂粘土のようなミニチュアフードを作りやすい粘土を使い、慣れてきたら色々な粘土を試しながら質感を上手く表現できる粘土を見つけてリアリティの高いミニチュアフードを作ってみましょう。
着色料
ミニチュアフードの質感を表現したり色を付けたりするのに必要なのか着色料です。
上手く着色すれば本物のようなミニチュアフードを作ることも可能です。
この着色ではアクリル絵の具がよく使われています。
その他にもパンなどの焼き色をつけるために特化した着色料なども販売されています。
ニス
ミニチュアフード作成の仕上げとして使われるのがニスです。
このニスにはいくつかの種類があり、表面をツヤツヤにしてくれるニスもあれば、艶が出ないマットな仕上がりにしてくれるニスもあります。
種類の違うニスを使いこなせば仕上がりも大きく違ってくるでしょう。
接着剤
ミニチュアフード作りで欠かせない材料の一つが接着剤です。
作品によってはいくつかのパーツを作ってから配置していくような作品も出てくるでしょう。
その時にそれぞれのパーツをくっつける時に必要なのが接着剤です。
また接着剤に色を混ぜてソースなどを表現することもできます。
アクセサリーパーツ
ミニチュアパーツをアクセサリーの一つとして活用したいと考えている人もいるでしょう。
そんな時にはアクセサリー金具も必要になります。
ストラップ金具やピアス金具、 丸カンなどのアクセサリー金具を揃えておくとアクセサリーも作りやすいでしょう。
ミニチュアフードの作り方
作り方の簡単な流れとしては、
- 粘土をこねる
- 形を成形する
- 粘土が乾いたら色付けをする
- 仕上げにニスを塗って完成
となります。
ミニチュアフードでは粘土がよく使われますが、どの粘土を使用するにしてもまず粘土をこねる作業が重要です。
この粘土をこねる作業を怠ると乾燥した時にひび割れの原因となることもあります。
また色を付ける時にはこねる作業の時に着色料をつけます。
一例:目玉焼きミニチュアフードの作り方
簡単なミニチュアフードとして目玉焼きがあります。
この目玉焼きを作る時にはまず黄身となる部分を作るのですが、この時には白い粘土を黄色く着色するためにこねる時に黄色い着色料を混ぜてからこねます。
黄身の部分を完成させたら白身部分を作ります。
好みの白身の形にしたら黄身を入れる部分をくぼませて接着剤を塗ってから黄身を入れます。
乾燥したら焦げ目部分を着色して仕上げとしてニスを塗って目玉焼きの完成です。
ニスを塗ることで艶が出て本物の目玉焼きのような質感も感じるでしょう。
白目部分の形、焦げ目の入れ方によって仕上がりにも大きな差が出てきます。
どこまでリアルさを追求するかによって仕上がりにも大きく影響してくるでしょう。
1度や2度ミニチュアフードを作ってみると意外に簡単に作れると感じるかもしれませんが、リアルさを追求するほど難しさも出てきます。
目玉焼き一つ作るにしても上手い人が作ると本当の目玉焼きのようなミニチュアフードを作ることもできます。
手軽にミニチュアフードは作ることができますが奥深さも感じることができます。
動画で学ぶミニチュアフードの作り方
フェイクフード パン8種の作り方
この動画では8種類のフェイクフードパンの作り方を紹介しています。
パンの種類は、
- ツイストドーナツ
- アンパン
- カレーパン
- バターロール
- クリームパン
- コーンパン
- クロワッサン
- メロンパン
の8種類です。
一つひとつのパンの材料も紹介され、どれも美味しそうなフェイクフードパンが仕上がります。
どのようにして焼き色を付けるのか、パンの質感を出すのかがとてもよくわかる動画です。
美味しそうなパンのミニチュアフードを作りたいと考えている人はこの動画を参考にして作ってみてはいかがでしょうか。
ミニチュアパンケーキの作り方
ふっくらとしたパンケーキの作り方を紹介している動画です。
この動画ではエポキシパテでパンケーキの原型を作ってからブルーミックスで型取りをして粘土の形を整えていくという作り方が紹介されています。
複数の同じミニチュアフードを作りたいと考えている人は、 型取りをしてから作るやり方はとても参考になりますよね。
一度型を作ってしまえば同じものをいくつも手軽に作ることができます。
エポキシパテで原型を作る時には透明の塩ビ板に貼り付けてから作業をしていくなど、作業方法もとても参考になる動画です。
複数の同じ形をしたミニチュアフードを作りたいと考えている人もおすすめの動画です。
・ミニチュアパンの作り方やアイディア集はこちらの記事で詳しく紹介しています
フェイクフード お寿司の作り方
ミニチュアフードではお寿司も人気があります。
お寿司のミニチュアフードを見かけて自分でも作ってみたいと思った人もいるかもしれませんね。
そんなミニチュアフードのお寿司の作り方を紹介した動画です。
シャリの作り方、ワサビやネギなどの薬味から、マグロ、 サーモン、 いくら、 たまご、エビ、アナゴ、アジなどのネタ作りまで紹介しています。
この動画を見れば様々なお寿司のミニチュアフードを作ることができますよ。
シャリの型を作っておけば後はネタを作るだけなので複数のお寿司も作り安くなるので、この動画でも型を作ることを勧めています。
ミニチュアフードを作る際に参考にしたいアイディア集
夏にはピッタリの冷やし中華
出典:Instagram
冷やし中華は見るだけで夏をイメージする人も多いことでしょう。
ミニチュアフードをインテリアとして飾りたいのなら季節に合った食べ物を作ってみてはいかがでしょうか。
季節に合った食べ物がデスクの上にあるだけで今の季節に合った雰囲気を味わうことができますね。
アクセサリーにするにしても季節に合った食べ物ならその季節のファッションにも合わせやすいでしょう。
食器にもこだわる
出典:Instagram
ミニチュアフードを作る場合、食べ物だけを作るのではなく食べ物を入れる食器などにもこだわることでよりリアルなミニチュアフードと感じるでしょう。
フライパンを使って作るような料理であればフライパンを食器に見立ててもいいですし、グラタンならグラタン皿を上手く作ればよりリアルな印象になりますよね。
料理にあった食器をうまく作ることで納得できる仕上がりの作品ができるでしょう。
涼しさを感じさせる飲み物
出典:Instagram
透明感があるものには涼しさを感じますよね。
ジュースのようなミニチュアフードは透明感があるので夏にはピッタリのアイテムとなります。
飲み物を作ってみたいけど透明な部分はどうやって作るのかと思う人もいるでしょう。
透明になる樹脂粘土もありますが、おすすめはUVレジンです。
色のついたUVレジンもあるのでそのままミニチュアのグラスに注ぐだけで簡単にジュースを作ることができます。
市販されている食品のミニチュア
出典:Instagram
ミニチュアフード作りでは市販されている食品のミニチュアを作るのも楽しいです。
パソコンを使って似たようなパッケージをデザインして、そのパッケージに入っている中身も粘土によって再現していきます。
写真のようなカップうどんなどもYouTubeの動画で作り方が紹介されているので参考になるでしょう。
写真のような作品を作るにはかなり難しいですが、ミニチュアフード作りに慣れてきたらこのような作品を作ってみるのも楽しそうですね。
野菜やフルーツをモチーフにする
出典:Instagram
ミニチュアフードでは料理がよく題材として使われていますが、食材をモチーフにしたミニチュアフードも可愛いでしょう。
特に野菜や果物はミニチュアフードの題材として活用できそうです。
リアルに作ってもいいですし、部分的にデフォルメをして可愛らしく作ってもいいですね。
食卓のアイテムもミニチュアで作る
出典:Instagram
一つの料理だけでなく、その料理で活用されるアイテムも作ってみるとより良い作品になります。
おつまみのような料理を作る時には日本酒を入れるとっくりやおちょこを作ってもいいですし、お刺身なら醤油差しを作るのもいいでしょう。
リアルさにこだわる
出典:Instagram
ミニチュアフードはリアルであるほど良い作品と感じることでしょう。
納得できる作品作りではこのリアルさにこだわることが大切です。
大変かもしれませんが細部までこだわった作品作りをすることで大きな達成感も得られるでしょう。
作った後はどうする?ミニチュアフードの使い方・活用法
インテリアとして飾る
出典:Instagram
ミニチュアフードはインテリアとしても人気があります。
ただ小さいので一つ作ってもあまり目立たないですよね。
そこで少しずつでも数を増やしていき、いくつかの作品が出来上がったら部屋の一角にミニチュアフードの展示場所を作って飾ってみましょう。
可愛いフィギアと一緒に
出典:Instagram
自分で作ったミニチュアフードをそのまま飾るのもいいですが、テーマにあったフィギュアを置くだけでも印象が大きく違ってきます。
インテリアとして飾る時にはミニチュアフードに合った可愛いフィギュアなどを探してみると良いでしょう。
ピアスにする
出典:Instagram
ミニチュアフードはアクセサリーにすると遊び心を演出することができます。
ミニチュアフードのピアスを作って親しい友人と遊ぶ時には身につけてみてはいかがでしょうか。
ミニチュアフードのピアスを身に付けると楽しい雰囲気を演出することができますね。
ブローチを作る
出典:Instagram
ミニチュアフードをブローチにするのもいいですね。
ブローチなら衣服やバッグに取り付けることも簡単です。
ファッションの中に遊び心も取り入れたい時にはミニチュアフードはおすすめです。
お店を作る
出典:Instagram
ミニチュアフードをただ並べているだけでも可愛らしさがあるのですが、テーマを決めてミニチュアフードを作ってお店のように飾ってみるのも良いでしょう。
スイーツをいくつも作ればケーキ屋さんを作るのもいいですね。
ドールハウスをうまく活用すれば部屋の中に小さなお店を開くことができますよ。
食卓を再現する
出典:Instagram
毎日の食卓、お弁当、お店でのランチなどを再現するのも楽しいです。
テーマに困った時には、夕食やランチをする時に食べる前に写真を撮っておき、その写真通りにミニチュアフードを作ってみてはいかがでしょうか。
またいくつもの料理を作ったら、今晩の夕食の献立を考える時にミニチュアフードを並べて考えるのもいいかもしれませんね。
おわりに
ここではミニチュアフードの作り方について紹介してきました。
作り方の動画を見ると自分でも作れそうと感じたのではないでしょうか。
ミニチュアフードはそのサイズからも、慣れるまでは少し作りにくいと感じるかもしれませんが、何度か作っていくうちにコツを覚えて色々なミニチュアフードを作ることができるようになるでしょう。
様々な作品作りに挑戦して楽しさを感じるミニチュアフードを作ってみてはいかがでしょうか。
・ミニチュアパンの作り方やアイディア集はこちらの記事で詳しく紹介しています
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