自分だけのミニチュアパンの作り方。参考にしたいアイディア集10選!

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最近はInstagramなどで見かけることが多く、本もたくさん出版されているミニチュア。

特にミニチュアパンをはじめとした食べ物のミニチュアはたくさんの人に親しまれていますよね。

小さなミニチュアたちは見ているだけでも楽しく、作ってみたいと思ったことは少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、ミニチュアパンの作り方についてご紹介していきます。

 

 

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ミニチュアパンを作ってみたいけどどうやって作ればいいの?

 

CMなどで道具や材料がついたキットを見たことがある人も多いかと思います。

しかし、そのようなキットは全部で120巻前後出版される予定があるうえ、初回以外は思っているよりもお値段がするので、続けられるか不安になってしまいますよね。

もっと手軽に材料や道具を揃えてお試しで初めてみたいという人には、本を購入して学んだり、動画で作り方を勉強したりするという方法もあります。

また、Instagramなどでも様々なアイディアが紹介されています。

もちろんキットは本格的にミニチュア作りを始めようという人にとって最適な本なので、自分にあった方を選ぶようにしましょう。

 

 

ミニチュアパンを作る時に必要な材料

 

ミニチュアパンを作るために必要な材料は、基本的なものだと以下の5つが挙げられます。

ニス以外は100円ショップで取り扱っていることもあるので、気軽に揃えられるのも魅力の1つです。

  1. 粘土
  2. 絵の具
  3. ニス
  4. 粘土板
  5. 筆、スポンジ、つまようじ

それでは、これらの材料について1つずつ見ていきましょう。

粘土

出典:Instagram

 

粘土はミニチュアを作るうえで一番大切な原材料です。

基本的にミニチュアに使う粘土は樹脂粘土と呼ばれるものが多く、固まると樹脂のように硬くなることが特徴の1つです。

 

 

絵の具

出典:Instagram

 

粘土に色を付けて思い通りの色の粘土を作るために絵の具が必要です。

絵の具は水彩絵の具でもアクリル絵の具でも問題なく使うことができ、しっかりとこねて色を馴染ませればサインペンなどでも良いですよ。

 

 

ニス

出典:Instagram

 

ニスはDIYなどで使用されているイメージが強いかもしれませんが、ミニチュア作りにも欠かせません。

つや出しニスなら表面に輝きをつけることができますし、つや消しニスはつやを消して質感を出してくれます。

また、ニスを塗ることで強度が少し上がるのでニスは準備することをおすすめします。

 

 

粘土板

出典:Instagram

 

粘土や絵の具、ニスを扱うのでテーブルや机の上で直接制作を行うと汚してしまう可能性があります。

そのため、粘土板や作業するためのマットを準備して行いましょう。

 

 

筆、スポンジ、つまようじ

出典:Instagram

 

粘土をこねて形成するだけではパンのような質感を出すことは難しいので、筆やスポンジ、つまようじで質感を出します。

また、粘土に直接色を塗っていくときにもこれらの道具を使うことができます。

ザラザラした質感が必要な場合は歯ブラシを準備すると良いですよ。

 

 

 

ミニチュアパンの作り方

 

それでは早速ミニチュアパンを作る作り方をご紹介していきます。

パンごとに作る形は違いますが、基本的な作り方はどれも同じです。

まずは本物や写真を見て、作るミニチュアパンのイメージを固めてから作業に取り掛かりましょう。

ミニチュアパンの作り方は、主に以下の5つの工程があります。

  1. 粘土に色を付ける
  2. パンの形に整える
  3. パンの質感をつける
  4. 焼き色をつける
  5. ニスを塗る

それでは、これらの工程について見ていきましょう。

粘土に色を付ける

まずは、粘土に色を付けます。

もともと色のついている樹脂粘土を使う場合には色つけが必要ない場合もありますが、より本物に近い色味にしたい場合は白い樹脂粘土に少しずつ絵の具やペンで色を付けていってくださいね。

 

パンの形に整える

次は、色のついた粘土をパンの形に整えていきましょう。

最初は丸パンやフランスパンといった作りやすい形のものから練習すると作りやすいです。

パンに付いている切れ目はこの段階でカッターやハサミで作っておきます。

 

パンの質感をつける

パンらしいボソボソとした質感を付けていきます。

大きめの筆や歯ブラシで叩くようにするとリアルな質感になります。

また、全体的にシワを付けたいときにはアルミホイルをくしゃくしゃにして粘土に押し付けると一気に質感がつきます。

 

焼き色をつける

次は、パンに焼き色を付けていきます。

焼き色らしい濃いめの茶色の絵の具を筆やスポンジに含ませて、ポンポンと置くようにして塗っていきます。

 

ニスを塗る

最後にパンによってツヤありとツヤ消しを使い分けながらニスを塗って完成です。

ツヤ消しニスを塗った場合は焼き色を塗った時と同じように白い絵の具で仕上げをするとよりリアルなミニチュアパンになります。

 

 

動画で学ぶミニチュアパンの作り方

youtubeなどには実際にミニチュアパンを作っているところを撮影して編集された動画もあります。

このような動画では本では分からないところも見ることができるので、ミニチュアパン作り初心者の人でも安心です。

ここでは、2つの動画をご紹介します。

粘土で作るミニチュアパン屋さん

粘土で作るミニチュアパン屋さん

1つ目の動画は歯並びよしこさんの「粘土で作るミニチュアパン屋さん」です。

この動画ではチョココロネやフランスパン、カンパーニュなど様々な種類のパンの作っている様子を見ることができます。

材料は100円ショップで購入することができる樹脂粘土や絵の具を使っていて、身近な場所で手に入る材料で作られています。

こちらの動画は解説が細かく記載されているというよりも、作業の工程を見て覚えるというタイプです。

また、作業工程も早送りされているので手早く工程をチェックして制作に取り掛かりたいという場合に便利かもしれません。

 

パンケーキの作り方 ~ベリーの二段パンケーキ~

【スイーツデコ】パンケーキの作り方~ベリーの二段パンケーキ~【リクエスト】

2つ目の動画はharuki BMさんの「【スイーツデコ】パンケーキの作り方~ベリーの二段パンケーキ~【リクエスト】」です。

この動画では先ほどご紹介した動画とは異なり、パンケーキを作る様子を丁寧に紹介しています。

手芸店やインターネットで購入するようなとても本格的な材料や道具を使っていて、それぞれの道具や材料の解説も多く記載されています。

また、透過防止、乾燥防止など初心者では気がつきにくい細かな部分のアドバイスもあるので、丁寧に動画を見ながら制作を進めていきたいという場合におすすめの動画になっています。

 

 

ミニチュアパンを作る時におすすめの本

ミニチュアパンを初めて作るという場合には手元に本があると安心ですよね。

ですが、人気のミニチュア業界では作り方を紹介している本はたくさんあり、どの本を選んで良いか分からないという人も。

そこでここでは、ミニチュアパンを作る際におすすめの本をご紹介します。

樹脂粘土でつくる かわいいミニチュアパン

 

1つ目のおすすめの本は、関口真優さんの「樹脂粘土でつくる かわいいミニチュアパン」です。

この本では樹脂粘土にベーキングパウダーを混ぜて実際に焼くという方法でミニチュアパンを作っています。

そのため、本物のパンのような工程や仕上がりを楽しむことができますよ。

本の内容も初心者向けに写真や図説が多く、わかりやすい解説なので初めてミニチュアパンを作るという人にとっても嬉しい作りになっています。

 

 

 

パン生地でつくる ミニチュアパン雑貨

 

2つ目のおすすめの本は、ぱんころもちさんの「パン生地でつくる ミニチュアパン雑貨」です。

こちらの本は先ほどの本とは異なり、完全に食べ物のパン生地を作り、本物のパンと同じように焼いて作ります。

ニスを塗るので腐食を防ぐことができ、1年以上経っても綺麗な状態をキープすることができます。

専用の道具や材料が必要ないので手軽に始めることができると人気の方法で、食べられるのに食べられないミニチュアパンに惹かれる女性の方が多いようです。

 

 

 

ミニチュアパンを作る際に参考にしたいアイディア集10選

ミニチュアパンを作るときには、どのようなデザインのものやどのようなアレンジ方法があるかが気になるところですよね。

InstagramやTwitterにはたくさんの作品があるので、自分の作りたいと思えるアイディアが見つかります。

作り方を応用して動物の顔を作る

出典:Instagram

 

この画像では小さな豚の顔のパンを作っています。細かな作業が必要になりますが、爪楊枝や小さな筆を使って作ることができますよ。

 

作り方を応用して動物の形を作る

出典:Instagram

 

先ほどの画像とは別の作品で、こちらでは鳥やはりねずみ、くまなどの動物が作られています。

はりねずみはピンセットで背中のトゲを表現しています。

 

様々な種類のパンを作ってみる

出典:Instagram

 

よく見るメロンパンや丸パンなども可愛らしいですが、慣れてきたらクロワッサンやチョココロネなど少し難しめのパンにも挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

アイシングなどの表現

出典:Instagram

 

画像ではアイシングとは少し違いますが、砂糖掛けの表現がされたパンがあります。

専用の道具もあるので、表現の1つとしておすすめです。

 

粉砂糖の表現

出典:Instagram

 

ツイストドーナツやリングドーナツにたっぷりまぶしてある粉砂糖は、白い絵の具をスポンジに含ませてポンポンと叩くだけでつけることができます。

 

目玉焼きパンを作る

出典:Instagram

 

トーストの上に目玉焼きが乗っているパンは、現実でもとても美味しそうですよね。

パンと同じように樹脂粘土で目玉焼きを作り、載せてみましょう。

 

フルーツパンを作る

出典:Instagram

 

樹脂粘土で小さなミニチュアフルーツを作り、デニッシュや食パンに載せるという表現もあります。

クロワッサンやコッペパンを割ってフルーツサンドにするのも良いですね。

 

樹脂でバターを垂らす

出典:Instagram

 

樹脂粘土だけではなく、樹脂やレジンを使うことで表現の幅が広がります。

例えば画像のように溶けたバターの色になるように着色した樹脂をパンに掛けるだけでバターが溶けているような表現になります。

 

ジャムを作る

出典:Instagram

 

パンに欠かせないジャムも、樹脂やレジンを使うことで表現できます。

自分のアイディア次第でどのようなパンも作ることができますよ。

 

普通ではありえないパンも作れる

出典:Instagram

 

このような普段あまり見かけない緑色のパンでも、ミニチュアになってしまうと可愛らしく見えるものです。

自由なアイディアで作ってみてくださいね。

 

 

作った後はどうする?ミニチュアパンの使い方・活用法まとめ

せっかくかわいいミニチュアパンを作ったのに作りっぱなしでは少し勿体無いですよね。

ちょっとの工夫でかわいいインテリアになったり、アクセサリーになったりとミニチュアパンのアレンジも楽しめます。

袋詰めして本物のパン屋さん風インテリアに

出典:Instagram

 

パンだけを飾るのは少し寂しいので、本物のパン屋さんがしているように袋詰めをしてみましょう。

紙で包んでビニールに2〜3個まとめて入れるだけでかわいらしいインテリアアイテムになりますよ。

袋にあなただけのパン屋さんのラベルを貼るなど、アレンジも無限大です。

 

ブローチにする

出典:Instagram

 

ミニチュアパンをアクセサリーにしたいという場合には、ブローチがおすすめです。

ブローチは服に付けるだけではなく、かばんや布製の筆箱などにも付けることができるので幅広い楽しみ方ができますよ。

 

パンリングを作る

出典:Instagram

 

ミニチュアパンを指輪に貼り付けることで作ることができるパンリングは、普段の生活で付けるには少し目立ってしまいますが、個性的なファッションを楽しみたい時にはおすすめのアイテムです。

 

メモスタンドを作る

出典:Instagram

 

机の上に一つあると便利なメモスタンドをミニチュアパンで作るのも机の上が華やかになって良いですよ。

ベーグルのように穴があるパンに専用のパーツを付けるだけなので初心者でも簡単に作ることができます。

 

イヤリングやピアスにする

出典:Instagram

 

小さなミニチュアパンが耳元で揺れる様子はとても可愛らしく、イヤリングやピアスにして普段使いしたいという女性も多いのではないでしょうか。

イヤリングやピアスにしたいときはミニチュアパンを普段よりも小さめに作ると可愛らしく仕上がります。

 

マグネットを付ける

出典:Instagram

 

ミニチュアパンの裏をくり抜いてマグネットを埋め込むと、冷蔵庫や金属のボードに貼り付けられるマグネットを作ることができます。

普通のマグネットでは味気ないという場合にぜひ試してみてくださいね。

 

 

おわりに

 

ミニチュアパンは百円ショップでも道具と材料をある程度揃えることができるので、初めて作るという場合でも道具や材料を揃えやすいというメリットがあります。

また、作ったミニチュアパンはアクセサリーにしたりインテリアアイテムにしたりすることができますよ。

 

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