とは?ハーバリウム作りでは、ビンの形や花材選びにこだわる人も多いことでしょう。
ビンや花材によってハーバリウムの仕上がりも大きく影響します。
しかし、ハーバリウムはオイルも重要なポイントになります。
ここでは、定番のオイル、こだわり派の人におすすめのオイル、ハーバリウムオイルの保存方法についても紹介します。
オイル選びで迷っている、今までオイルにこだわっていなかった人もぜひ参考にしてみてくださいね。
ハーバリウムのオイルはどれにするか迷いますよね
ハーバリウムオイルによっては、花材から色落ちをする、寒いとオイルが濁るといったことも起こります。
また、多くのハーバリウムを作る場合には、少量のオイルを購入するよりも大容量のオイルを購入したほうが何度も購入する必要もなく便利です。
とはいっても、経済面を考えれば、できるだけ安い方が良いといった人もいるでしょう。
これらのことからも、ハーバリウムオイル選びでは迷ってしまう人が多いようです。
ハーバリウムオイル選びで迷っている人は、他の人はどんなオイルを選んでいるのか、最も良いオイルは何かを知っておきましょう。
定番のオイルやハーバリウムに適したオイルを知っておくことで、その悩みも解消できますよ!
ハーバリウムオイルの成分は?
ハーバリウムオイルは、ミネラルオイルとシリコンオイルが良く利用されています。
このオイルの成分はどんなものなのかと気になっている人もいるでしょう。
- ミネラルオイルは石油由来の成分
- シリコンオイルはシリコーンが主成分
となっています。
ミネラルオイルは石油から作られることから肌についても大丈夫なのかと不安を感じる人もいるかもしれませんが、ベビーオイルや化粧品などにも使われていて安心して使うことができるオイルです。
シリコーンは金属ケイ素に様々な化学反応を加えて作られます。
シリコンオイルは引火点も高く、花材への影響が少ないのがメリットです。
ミネラルオイルは、シリコンオイルよりも価格が比較的安いものが多い点がメリットでしょう。
どちらも安全性が高くよく利用されているのですが、少し性質や価格に違いがあることから、目的に合った使い分けをすると良いでしょう。
ハーバリウムオイルの種類は?
ハーバリウムオイルには、ミネラルオイルとシリコンオイルがあることを上記で紹介しましたが、その他のオイルはないのかと思う人もいるでしょう。
ハーバリウムオイルとして使われている種類としては、
- ミネラルオイル
- シリコンオイル
- ベビーオイル
- グリセリン
- 洗濯糊
- 精製水
などがあります。
透明な液体であれば、ハーバリウムオイルとして使用することは可能ですが、花材の色落ち、花材の安定、引火性などを考慮すると、やはりミネラルオイルやシリコンオイルを使うのが最も良い方法でしょう。
水は最も手軽に入手できる透明な液体ですが、雑菌の繁殖も心配ですし、粘度が低いために花材が安定しません。
専用オイルでないものを使用すると気温の影響も受け、気温が低くなると白く濁ってしまうこともあります。
あなたはどれを選ぶ?ハーバリウムオイルの選び方!
こだわりたいならシリコンオイル
ハーバリウムの仕上がりにこだわりたいならシリコンオイルがおすすめです。
シリコンオイルは他のオイルと比べて価格は高いですが、
- 引火点が高く他のオイルと比較して安全
- 花材からの色落ちも少ない
- 流動点が高いため、低温でも濁らない
などのメリットがあります。
流動点とはオイルが流動する温度のことで、ミネラルオイルではこの流動点が-9℃のオイルもあり、気温が低くなる地域では白く濁ってしまうこともあります。
シリコンオイルであれば、流動点が-50℃以下で寒い季節でも綺麗なハーバリウムを楽しむことができますよ。
「Trancess ハーバリウムオイル 2L シリコーン」
専用注ぎ口がついているので、ビンにオイルを入れる時にも注ぎやすいです。
たっぷりの2Lで、
- ハーバリウム作りが趣味の人
- ハーバリウムの仕上がりにこだわりたい人
- こだわりのハーバリウムを作りたい人
にも最適なオイルです。
シリコンオイルですが価格も他と比べて少し安く、初めてシリコンオイルを試してみたい人にもおすすめの商品です。
低価格重視ならミネラルオイル
できるだけ安くハーバリウムを作りたいと考えるのなら、オイルも安い方が良いと思っている人もいるでしょう。
そんな人にはミネラルオイルがおすすめです。
仕上がりを求めるならやはりシリコンオイルが良いのですが、少しでもオイルの費用を抑えることで、花材の種類を増やす、ビンのデザインにこだわることもできますね。
「SuiRenCa オイル 1000ml PET」
ミネラルオイルですが、流動点が-17.5℃、引火点は266℃と、安心して使えるオイルです。
この商品にも専用注ぎ口が付属しています。
1Lなので、初めてハーバリウムを楽しみたいと思っている人にも十分の量ですね。
購入しやすさならベビーオイル
ベビーオイルは赤ちゃんの肌が乾燥しないように使うオイルのことで、このオイルでハーバリウムを作ることもできます。
赤ちゃんの肌にも使えるオイルなので安全性も高いですし、何より購入しやすいというメリットがあります。
シリコンオイルは近くのお店では売っていないことも多いですが、ベビーオイルならスーパーやドラッグストアなどでも購入することができます。
ネットを使わなくても仕事帰りや買い物ついでに購入することができますよ!
「ジョンソン ベビーオイル 無香料 300mL」
ベビー保湿市場ではNo1を獲得するほどの人気商品で、使ったことかある、見たことがある人もいるかもしれませんね。
このベビーオイルでもハーバリウムを作ることができます。
ミネラルオイルですが、購入のしやすさ、初めてで少量だけのオイルが欲しいといった人におすすめのオイルです。
作りやすさなら粘度が高いオイル
ハーバリウムオイルの主流はミネラルオイルやシリコンオイルですが、それぞれで粘度の違いがあります。
シリコンオイルでも粘度が低い物もあれば、粘度の高いオイルもあります。
粘度が低ければ注ぎやすいですが、花材も動きやすくなります。
粘度が高いオイルを使用すれば、花材を少し入れて、オイルも入れることで花材を固定しながら作ることもできますよ。
ハーバリウムオイルでは、この粘度にも注目して選びましょう!
「高品質シリコーンオイル KF96-350CS-1 (1kg)」
350CSと、高粘度のシリコンオイルです。
この商品は高品質で透明度も高く、ハーバリウム作りにこだわりたい人にもおすすめのオイルです。
高粘度といってもメープルシロップに近い程度の粘度なので、ビンに注ぐときも問題ないでしょう。
初めての人におすすめハーバリウムオイルはどれ?
ハーバリウムオイルとして使用できるものはいくつかありますが、初めての人はどれがいいのかと迷ってしまいますよね。
おすすめはシリコンオイルを使うことです。
ミネラルオイルよりも価格が高いとよく言われていますが、大きな価格の差はありません。
シリコンオイルは花材からの色落ちも少なく、気温の影響も受けにくいオイルです。
引火点も高いので、安全にハーバリウムを楽しむことができます。
少しでも価格を抑えたいと考えるのなら、ミネラル成分のベビーオイルがおすすめです。
ベビーオイルは手軽に購入できるうえに価格も安いので、初めてハーバリウム作りをする人には最適かもしれませんね。
何度がハーバリウムを楽しんでから、シリコンオイルを使って本格的にハーバリウム作りをするのも一つの方法です。
ハーバリウムオイルはどこに売っている?
雑貨屋・お花屋さん
雑貨屋さやお花屋さんにはハーバリウムを置いているところもあり、そんな雑貨屋さんには、ハーバリウム以外にも、花材やオイルが置いている店舗もあります。
ハーバリウムを置いているからといって、全ての店舗でオイルも取り扱っているとは限りませんが、近所にあるのなら綺麗なハーバリウムを見るついでにオイルも探してみるのもいいですね。
ホームセンター・ドラッグストア・スーパー
ベビーオイルの中には、ミネラルオイルを主成分としているものもあります。
このような商品ならベビーオイルでもハーバリウムオイルとして使用することが可能です。
価格も安価で、買い物ついでに購入することもできるので、手軽なハーバリウムオイルの購入を考えている人にはおすすめです。
ネット通販
最も手軽で確実に入手する方法がネット通販を利用することです。
ハーバリウムオイルは、大手通販サイトであればどこでも購入可能です。
ミネラルオイル、シリコンオイルとも販売されていて、価格の安いオイルから高品質なオイルも販売されています。
ネット通販であれば、商品説明なども詳しく紹介されているので、品質も確認して納得の買い物ができるでしょう。
店舗を回って専用のハーバリウムオイルを探しても見つからないこともあります。
そんな苦労を考えると、ハーバリウムオイルの購入を考えた時にはネット通販を利用するのが最も良い方法でしょう。
購入後のハーバリウムオイルの保存はどうすればいいの?
ハーバリウムオイルは、ミネラルオイルもシリコンオイルも引火点が高いオイルが多いですが、安全性を考えれば、
- 火元近くは避ける
- 日陰に置く
などする必要があるでしょう。
ハーバリウムオイルは、それぞれの品質によっても異なりますが、1年程度が使用期間とされています。
純度の高いオイルであれば不安や酸化の心配も少ないですが、純度の低いものでは早く酸化してしまい変色することがあります。
そのため、購入後はできるだけ早く使う方がよいでしょう。
趣味でたまに作る程度であれば、1L程度までの少量ずつ購入して使った方が良いかもしれませんね。
ハーバリウムオイルの処分の仕方は?
失敗してしまい、使ったオイルを捨てたいときはどうするのかと思っている人もいるでしょう。
ゴミの分別は厳しくなっているため、処分方法もしっかりと知っておく必要があります。
ハーバリウムに使ったミネラルオイルやシリコンオイルは、料理で使う油と同じ処分方法と基本的に同じです。
油凝固剤を使う、牛乳パックなどに新聞紙を詰めて、オイルと水を染み込ませて口をテープで留めて燃えるゴミに出しても良いでしょう。
ハーバリウムオイルは、失敗しても手軽にオイルを処分することができますね。
おわりに
ハーバリウムオイル選びで迷っていた人も、悩みが解消されたのではないでしょうか。
せっかく作ったハーバリウムを長く楽しめるかはオイルが決め手だといっても過言ではありません。
そのくらいハーバリウム作りではオイルに重要な役割があります。
少しでも良いオイルを選び、ハーバリウム作りを楽しみましょう!
・みんな読んでる!ハーバリウム記事を分かりやすくまとめた記事はこちら