目を楽しませてくれるハーバリウムは最近人気になっていますよね。
そんなハーバリウムの中には香りを楽しめるハーバリウムディフューザーもあります。
ここではハーバリウムディフューザーの作り方について紹介します。
アイディア次第ではいつものハーバリウムよりおしゃれにすることもできますよ。
綺麗なハーバリウムとアロマの香りが楽しめるハーバリウムディフューザーを作って楽しみましょう!
ハーバリウムディフューザーを作ってみよう!
ハーバリウムを自分で作ったことがない人は、ハーバリウムディフューザー作りは難しいのではと思ってしまいますよね。
ハーバリウム作りをしている人は、どのようにしてディフューザーにするのかと思う人もいるでしょう。
難しそうに感じるハーバリウムディフューザーですが、一般的なハーバリウムを作るよりも手軽に材料を揃えることができるので、ハーバリウムディフューザーの方が初心者にも作りやすいでしょう。
しかもハーバリウムと同じ見た目と香りも楽しめます。
よくハーバリウムを作っている人も、初めて作る人も一度ハーバリウムディフューザー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
そもそもハーバリウムディフューザーってどんなもの?
ハーバリウムは良く聞くけど、ハーバリウムディフューザーは初めて聞いたという人もいるでしょう。
アロマディフューザーの中にはいくつかの種類がありますが、その中にリードディフューザーというものがあります。
これはリードと呼ばれる葦や籐、木の枝をアロマオイルの入った容器の中に入れて部屋全体に香りを広げるというものです。
このリードディフューザーとハーバリウムを組み合わせたのがハーバリウムディフューザーです。
リードディフューザーはその見た目からおしゃれだと人気があり、そのディフューザーと組み合わせたハーバリウムはインテリアとしてもおすすめのアイテムです。
ハーバリウムディフューザーを作るのに必要な材料は?
瓶
ハーバリウムディフューザーを作るにはまずは瓶選びが必要です。
瓶であればどんなものでも活用することができるので、手元にある空き瓶を利用するのも一つの方法です。
ただこの瓶の形状によって仕上がりも大きく影響します。
ネットであればハーバリウム用の瓶が販売されているので、好みの形の瓶を探して作ると、よりおしゃれなハーバリウムディフューザーを作ることができますよ。
リード
ハーバリウムディフューザーの特徴の一つがリードです。
香りをこのリードが吸い上げることで部屋全体に香りを広げることができます。
リードは竹串などでも活用できるので近くのスーパーでも購入できそうですね。
ネットならリードディフューザー用も販売され、このようなリードを使う方がより香りが広がりやすいです。
精油(エッセンシャルオイル)
香りのために精油を使います。
精油といっても多くの種類があり、香りが違うだけでなくその香りによって様々な効果も期待できます。
アロマオイルは安く販売されているものもありますが、香りの効果を期待するなら天然100%の精油を使う方が良いでしょう。
無水エタノール
無水エタノールは純度の高いアルコールで揮発性が高く、無水エタノールと精油を混ぜることで香りが広がりやすくなります。
花材
ハーバリウム作りで使う花材を使用します。
ハーバリウムではドライフラワーやブリザーブドフラワーをよく使いますし、テーマを決めて木の実や貝なども入れても綺麗なハーバリウムディフューザーを作ることができますよ。
ハーバリウムディフューザーの作り方
ハーバリウムディフューザーの作り方はとても簡単です。
- 瓶に花材を入れる
- 無水エタノールを入れる
- 精油を入れる
- リードをバランスよく配置して完成
このように初心者でも簡単に作れる手順です。
初めてハーバリウムディフューザー作りをする人は作りやすい瓶を選ぶ方が良いでしょう。
口が狭いと花材を入れるのが難しいので瓶の口が広めの物を選んだ方が作りやすいです。
花材は割りばしなどを使って入れることもできますが、口が狭い瓶や長い瓶などを使う場合には長いピンセットを用意しておくと入れやすいですし、入れてから形や位置を整えることができます。
無水エタノールを入れるときには、花材の位置が変わらないようにゆっくりと入れましょう。
無水エタノールと精油との割合としては、無水エタノールに対して精油を10~12%入れると考えると良いでしょう。
容器の大きさによって無水エタノールの量も違ってきますが、無水エタノールを100ml入れたら精油を約11ml、無水エタノールが50mlなら精油を5ml程度です。
ハーバリウムディフューザーの作るときのコツは?
リードにこだわってみる
ハーバリウムディフューザーの特徴の一つがリードです。
リードが複数入っていることでおしゃれな印象を受けます。
手軽に購入できる竹串を利用するのもいいですが、このリードは液体を吸い上げることができるものなら何でも利用することができるでしょう。
木の枝などを入れるとおしゃれなインテリアにもなりますね。
ネットでもリードディフューザー用のリードがいくつか販売され、カラーもナチュラルの他に、ブラックやホワイト、ブラウンなどもあります。
カラーを変えるだけで違った印象を受けるハーバリウムディフューザーになりますね。
瓶で印象も大きく変わる
ハーバリウムディフューザーは瓶の形によって印象も大きく違ってきます。
可愛い瓶を使えば可愛いハーバリウムディフューザーになります。
どんなハーバリウムディフューザーを作りたいのかをまず考えて、そのイメージに合った瓶選びをしましょう。
使わない香水を使う
目的の香りがあるならその目的に合った精油を購入する必要がありますが、とりあえず作ってみたいと考えている人なら使わない香水を使うのも良いでしょう。
基本的には精油を使わなくても、安価なアロマオイルや香水でもハーバリウムディフューザーを作ることができます。
とりあえず身近にあるもので作って、徐々にこだわったハーバリウムディフューザーを作るのも良いでしょう。
長持ちさせるにはオイルを入れる
無水エタノールは揮発性が高く、香りがすぐにしなくなってしまうこともあります。
そんなときにはグリセリンなどのオイルを入れるのも良いです。
このオイルは無香料のベビーオイルでも活用できます。
ハーバリウム作りではオイルを使用するため、普段からハーバリウムを作っている人はいつも使っているオイルを足して調節するのもいいかもしれませんね。
ハーバリウムディフューザーを作るときに参考にしたいアイディアまとめ
短いリードも可愛い
出典:Instagram
花材がとても華やかで、丸みのある瓶なので可愛らしさのあるハーバリウムディフューザーです。
ピンクの花材と丸みのある瓶で可愛らしさを感じるのですが、リードも短いことでその可愛らしさがさらに増している印象を受けます。
ハーバリウムディフューザーの印象を良くするには、リードの長さにもポイントがありそうです。
花瓶のように飾ってみる
出典:Instagram
大きな花が印象的なハーバリウムディフューザーですね。
ハーバリウムは瓶の中にある花材がポイントになりますが、ハーバリウムディフューザーではリードがアクセントになっています。
このリードの代わりにドライフラワーなどをたくさん入れて瓶を花瓶のように使うのも良い方法です。
ドライフラワーが液体を吸い上げてリード代わりにもなってくれます。
リボンで飾る
出典:Instagram
瓶の形状によっては色々な花材を入れてもボトルネックが寂しいと感じることがあります。
そんな瓶でもリボンで飾ることで華やかさを与えることができますね。
華やかさのあるハーバリウム
出典:Instagram
ハーバリウムの美しさの大きなポイントになるのが花材です。
華やかさのある花材を使うだけでシンプルな瓶でも華やかなハーバリウムディフューザーを作ることができます。
綺麗なハーバリウムディフューザーを作りたいと考えるのなら、まずは花材選びに時間をかけてみましょう。
涼しさを感じる
出典:Instagram
暑い夏は華やかさよりも涼しさを感じるハーバリウムディフューザーを作ってみましょう。
涼しさを感じさせるものを作るにはあれこれ入れるよりも多くの余白があると透明感が出て涼しさを感じます。
爽やかさのある精油を使えば暑い夏も快適に過ごせるアイテムとなりそうですね。
大きな花材を使用する
出典:Instagram
瓶の中で綺麗に花が開き、レモンも良いアクセントになっていますね。
大きな花材を使うと華やかさがあるのですが、瓶の口が狭いと花材を入れるのが難しいです。
花材を入れてからピンセットを使って花材を上手く広げることで大きな花材も綺麗に見せることができます。
女子力が上がる
出典:Instagram
部屋に女子力が上がるインテリアを置きたいと考えている人もいるでしょう。
そんな人はピンクを基調にして、淡い花材を使ったハーバリウムディフューザーを作ってみましょう。
お気に入りの香りと女子力の上がるハーバリウムディフューザーで良いインテリアになりますよ。
リードもアクセントに
出典:Instagram
リードは液体を吸い上げて香りを広げる役割をするものですが、透明感のあるハーバリウムディフューザーに太目のリードを入れることでリードがアクセントにもなった作品になりますね。
テーマに合ったオブジェをつける
出典:Instagram
テーマがあるハーバリウムディフューザーを作るときには、そのテーマに合ったオブジェをつけるのもいいですね。
この作品ではテーマに合わせてヒトデがつけられています。
そのまま瓶に接着させるのは難しいですが、この作品のように麻紐などをまくことでテーマの雰囲気を崩すことなく接着しやすくなります。
ハーバリウムディフューザーを作るときの注意点は?
花材からの色落ちは仕方ない
ハーバリウムディフューザーは無水エタノールを使うのですが、このエタノールは花材の色落ちの原因となります。
ただ花材から色落ちをして液体が花材色に染まることでより雰囲気のある作品となることもあります。
色落ちは避けたいと考える人もいるでしょうが、どんな花材を使っても多少の色落ちはすると思っていたほうが良いでしょう。
直射日光や火気の近くは避ける
無水エタノールは純度の高いアルコールのため取り扱いには注意しましょう。
揮発性が高いので吸い込むことで気分が悪くなることもありますし、火があれば引火する可能性もあります。
ハーバリウムディフューザーを作るときにはマスクをする、換気をする、保管する時も直射日光を避ける、火気の近くには置かないなどの注意が必要です。
香りの効果を得たいなら精油
ハーバリウムディフューザーの香りは安価なアロマオイルや使わない香水なども使うことができます。
しかし、アロマの香りには様々な効果があるとされ、その効果を得たいと考えている人もいるでしょう。
そんな人は少し高いですが精油を使うことをおすすめします。
他の成分が含まれていない天然100%の香りならしっかりと効果も得ることができるでしょう。
おわりに
ここではハーバリウムディフューザーの作り方、真似してみたい秀逸な作品も紹介してきました。
今までハーバリウムを作ったことがない人も手軽に作れると感じたのではないでしょうか。
工夫次第ではお店で売られているような作品を自分の手で作ることもできそうですね。
ハーバリウムディフューザーは作る楽しみがあり、作った後にはインテリアにもなりますし、部屋中に好きな香りを広げることもできます。
快適な環境を作るためにも、作って楽しい時間を過ごすためにも、ハーバリウムディフューザー作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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